今月の1手は、どこから出てくるのか
同じようにサイトがあっても、AIが引用してくれる会社と、してくれない会社があります
引用とは、AIが答えの根拠として、あなたの会社のページを挙げることです。なぜ、引用される会社とされない会社に分かれるのか。理由は3つだけです。
1
AIは、現場を見に行けません
職人さんの腕も、仕上がりも、AIには見えません。AIにできるのは、ネットに書いてある文字を読むことだけです。引用できるのも、文字だけです。
2
どの会社も同じ文字では、引用する理由がありません
「きれいになりました」「丁寧に塗りました」は、どの会社のページにも書いてあります。同じ文字が並んでいると、AIには、その会社のページをわざわざ引用する理由が見つかりません。
3
その現場にしかない数字が、引用する理由になるかを確かめています
気温、量った塗料の重さ、あけた時間、かけた人工。これは現場ごとに違い、その現場にいた会社にしか書けません。AIが施工事例のページを根拠として読んだ回があります(2026-09-29、扶桑町で20回中15回)。ただ、記録そのものが『薦める理由』に使われた回は、まだ0回です(2026年9〜10月・4回測定)。
では、どうすればいいか
現場でもう起きていることを、数字のまま、文字にして外に出す。効いたかどうかは、AIに20回聞いた回数で確かめます
新しい工事を始める必要も、長い記事を書く必要もありません。たとえば、同じ家を、同じように丁寧に塗ったとします。施工事例の書き方を変えるだけで、施主さんが比べられる文字はこう変わります。
よくある施工事例
「◯◯様邸の外壁塗装が完工しました。とてもきれいになり、お客様にも喜んでいただけました!」
施主さんが比べられる文字:ほぼありません。どの会社も同じことを書いているからです。
現場の記録が入った施工事例
「8日目 下塗り。気温27.2度・湿度59%。下塗り材を量って13.5kg。シーリングから72時間あけてから塗りました。下塗りは職人1人で2日、2人工。缶のロット番号は写真のとおり。」
施主さんが比べられる文字:数字・工程・人工がそろっています。
現場ごとに、数字が残ります
- 工程ごとにかかった人工
- 面ごとに使った塗料の量(メーカーの決まりどおりの量を塗ったか)
- 塗り重ねの間隔(乾かす時間を守ったか)
- その日の気温と湿度(塗ってよい条件だったか)
- 主剤と硬化剤の配合が決まりどおりか
- 何缶使ったか
この数字があると、施主さんに『なぜこの金額か』を数字で答えられます。どう記録するかは、申し込んだ会社さんに直接お伝えします。
どの現場から始めるか。どれを、どう頼めば職人さんが続けてくれるか。あなたの町の実測と合わせて、「今月の1手」として1つに絞ってお渡しします。
まず1市、無料で調べてもらう →
この記録は、AIのためだけではありません
見積のとき、前の現場のこの1枚を一緒に出したら。
施主さんは、どう感じるでしょうか。
施工記録(抜粋)/ 30坪・2階建て・サイディングの外壁塗装見本(架空のお宅・数字は例)

見本
そして、いちばん大事な数字。この工事に、何人工かけたか
人工(にんく)とは、1人の職人が1日働く量のことです。塗料の量と乾燥時間が「何を塗ったか」なら、人工は「どれだけ手をかけたか」です。見積書に書いた人工と、実際にかけた人工が並んでいれば、施主さんにもAIにも、手を抜いていないことが数字で伝わります。
工程かけた人工
足場の架け(2人で1日)2
高圧洗浄0.8
ケレン1〜1.5
シーリングの打ち替え5〜6
養生1.5
下塗り2
中塗り2日+上塗り2日4
付帯部(外壁の前と後の2回)4〜6
最終確認・片付け2
足場の払い1〜1.5
合計(30坪・外壁のみ)23.3〜27.3人工
上の表は見本ではなく、横井が自分の現場で数えている実数です(30坪・外壁のみ・塗りは職人1人)。
「うちは丁寧に塗ります」
と言う会社は、何社もあります。
「前の現場は、この気温で、これだけ量って、これだけの人工をかけて塗りました」
と、紙で出せる会社は、ほとんどありません。
施主さんは、もう見積書をAIに見せています。同じ金額の見本の見積書を2枚AIに見せたところ、「一式」だけのものは68点、施工の記録を付けたものは95点でした。
点数は、架空の見本見積書をAIに採点させた横井の実測です(100点満点・聞くたびに多少変わります)。
そして、この記録が溜まっていったら
施主さんが「この会社、どう?」と聞いたとき、AIはあなたのサイトを読みに来ます。
そこに、こういう施工事例が30件並んでいたら。AIは、何と答えるでしょうか。
どこを何を、何キロどれだけ乾かしてどんな日に何人工で
外壁180㎡・下塗り下塗り材 13.5kg24時間15分あけて中塗り気温27.2度・湿度59%1人で2日=2人工
外壁180㎡・中塗り上塗り材 12.0kg47時間50分あけて上塗り(間に雨で1日中止)気温28.6度・湿度52%1人で2日=2人工
付帯部(軒天・破風・横樋)付帯部用 3.2kg—気温26.4度・湿度60%2〜3人工
表の数字は上の見本(架空のお宅)のものです。記録が溜まった会社をAIがどう答えるようになるかは、いま測っている途中です。このレポートの2枚目以降で、一緒に確かめます。
AIに聞いてみるところまでは、社長さんにもできます(やり方は下の3分の動画で渡します)。このレポートで渡すのは、その先の「で、何をすればいいか」です。
測っているのは:横井隆之(ヨコイ塗装 2代目・愛知県扶桑町・25年・250現場、現役で塗っています)。ヨコイ塗装でも同じ条件で毎週測っています。同じ質問をAIに20回ずつ聞くと、扶桑町では、Claudeは9月29日には20回とも名前が出ていましたが、10月9日は20回中1回に下がりました。いま原因を調べています。ChatGPTは10月6日に20回中19回でした(どれも横井の実測)。測って、1つ直して、また測る。その手順を、そのままお渡しします。